■当店の片隅に居座っていますKADツインカムミニですが、昨今エンジンが掛からず涼しくなってから作業を開始しようとほったらかしていました所、7月30日に某車雑誌社の取材依頼が有りましたので取材日までにエンジンが掛かる様に作業(整備)を開始する事にいたしました。原因は燃料ポンプ不良の様ですが、タンク内にポンプが有る為、以前のミニ同様にタンク内の燃料ポンプを取り外し、別途ポンプを購入しタンク外に移設しました。これでガソリンが流れエンジンが掛かるはずなのですが掛かりません。
■キャブが要因しているのか?。キャブのフロート室に燃料を入れてエンジンを作動しますとフロート室にガソリンが有る分はエンジンが掛かりますのでキャブが要因では無さそうです。そしてこの炎天下(室内温度38℃以上)約2日間もくもくと修理をおこなってた為、思考がさんまんになっていたのでしょう。キャブ内にガソリンを入れる時に溢れても大丈夫なように様にキャブの下にタオルを敷いていました所、エンジン掛けの際にタオルを取るのを忘れ一瞬でタオルがタイミングベルト・ラジエターファンに巻き付いてしまい、ファンの羽根も数枚折れてしまいました。なにをやっているのでしょうか。と言う事で取材どころではなくなりましたので、某雑誌社には申し訳ないのですが、この度の取材はキャンセルをさせていただき、落ち着いて直す(修理)事にいたしました。
■そしてエンジンが掛からない要因が判明。ウェーバーキャブそのものでした。早々にOHに必要な部品関連(ジェット類・パッキン等々)を調達しOH後エンジンは調子よく掛かる様になりました。今後は念入りにタオルが巻き付いた箇所の点検とラジエターファンの交換等を行っていかないといけませんが、再度新たな問題が発覚!!。